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『安寿と厨子王』
『安寿と厨子王』

『安寿と厨子王』

姉、安寿と弟、厨子王の悲運の物語。 中世末期に成立。江戸初期に最盛期を迎えた説経節といわれる語り物のひとつ。さんしょう太というタイトルでも知られる。
  父のために京へ旅立つ四人、安寿と厨子王、母、乳母。陸 奥(今の福島・宮崎・岩手・青森県と秋田県の一部)を出発した一行は越後の直江津(新潟県南西部)へ着く。ここで人売りにそそのかされ、姉と弟、母と乳母は別々の船に乗せられてしまう。母と別れた二人は、丹後の由良(京都府宮津辺り)でさんしょう太夫(太夫=地域の長)に買い取られる。彼らはつらい労働を強いられ、とうとう安寿は厨子王を逃すが、ひどい拷問にあい、命を落とす。しかし、姉から渡された地蔵菩薩の霊験が厨子王の身を護り、無事都へ。帝から父の許し状をもらい国守(地方諸国を治める国司の長)となった厨子王は、長い苦難の末に母と再会する。

● 作者プロフィール
絵:堀泰明 Taimei Hori
1941年京都府生まれ。67年京都市立美術大学専攻科修了。山口華楊に師事。農鳥社入塾。68年日展初入選。京都市長賞受賞。70年京都府総合展、京都府買上。京展賞受賞。73年日春展日春賞受賞。74年日春展奨励賞受賞。75年山種美術館賞展優秀賞受賞。京都府新人展新人賞受賞。76年イタリア中世フレスコ壁画模写。81年現代日本美術の展望展(富山県立近代美術館)。82年日本秀作美術展出品。日中国交正常化10周年記念一中国を描く現代日本画展。83年日展特選受賞。84年横の会結成に参加。第1回展出品、以後毎回出品。85年欧米巡回現代日本画展。87年日展特選受賞。89年ユーロパリアジャパン現代日本画展。93年日展審査員をつとめる。94年日展会員となる。96年日本画の新世代展出品。98年グループ展「NEXT」(京都・高島屋)。京都府文化功労賞受賞。現在日展会員。

文:森忠明 Tadaaki Mori
1948年東京都立川市生まれ。「へびいちごをめしあがれ」で新美南富貴を受賞。「ホーン岬まで」で野間児童文芸賞を受賞。他に「その日が来る」「きみはサヨナラ族か」「花をくわえてどこへゆく」「少年時代の画集」「星くずのたずねぴと」など。自己を見つめつくすことによって、子供と大人の本質を捉え直し、独自のはにかみとユーモアをもって、新しいタイプの児童文学を創造してきた。寺山修司に師事しただけあって、醒めていて熱く、飛躍する発想が生きている

 

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