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『桐壺』
『桐壺』

平安中期の11世紀初めに、紫式部が書いた『源氏物語』の第 一帖。桐壷の更衣(更衣=天皇に仕えた女官で寝所にも待った)と帝との悲恋、そして、二人の間に生まれた皇子・光源 氏が十二歳で元服するまでを描いている。
  桐壷の更衣は帝の 寵愛を一身に受け、そのため女御たち(女御=天皇の妃となった高位の貴族の娘で、更衣より身分が高い)の妬みをか い、苛められて亡くなった。二人の間には幼い皇子が残される。帝は、天性の美貌と学問・音楽の才に恵まれた皇子を愛し、皇太子にと願うが、ある時、高麗の人相見の予言を聞き、皇子を巨藉に下して「源」姓を与える。その後、帝は桐壷の更衣に生き写しの藤壷の女御と出会うが、源氏は、この藤壷をこの上なく慕うようになった...。
  宮廷文化の雅な世界と個性的な登場人物たちが、宮仕えをしていた作者紫式部の目を通して、色鮮やかに描かれる。

● 作者プロフィール
絵:畠中光享 Kokyo Hatanaka
1947年奈良県生まれ。京都市立芸術大学専攻科修了。77年、第21回シェル美術賞を受賞。78年第1回セントラル美術館日本画大賞受賞。84年梼の会結成に参加。第1回展出品、以後毎回出品。85年欧米巡回現代日本画展。87年京都府文化賞新人賞受賞。89年ユーロパリア・ジャパン現代日本画展。91年東京・有楽町アートフォーラムにて「ときめきの詩一畠中光享日本画展」を開催。95年光州ビエンナーレ展出品。97年畠中光亨展「仏伝と飛天」。著書に『インド染織美術』('93)画文集インド仏跡巡礼『ダルマ・ヤートラ ブッダの歩いた道』、『インド宮廷絵画』('94)京都府文化賞('04)がある。現在、京都造形芸術大学教授。

文:石井睦美 Mutsumi Ishii
1957年神奈川県生まれ。フェリス女学院大卒。86年「5月のはじめ、日曜日の朝」で毎日新聞はないちもんめ小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。著書に「パパはステキな男のおばさん」「そらいろのひまわり」「もんだいはプレゼント」。近刊に「おいでおいでの木においで」がある

 

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