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『竹取物語』
『酒呑童子』

日本なら誰もが知っている有名なおとぎ話。平安時代の前半、9世紀の終わり頃、作られたとされているが、確かな年代、作者ともに不明。
  貧乏な竹職人の翁がある日、 竹やぶの中に一本の光る竹を見つける。竹筒の中には、 小さな女の子の赤ちゃんが...。かぐや姫(光りかがや く乙女の意)と名付けられたその姫は、無類の美貌と知性を兼ね備え、五人の貴族たちに求婚されるが、いずれ も現実不可能な難題を求婚者たちにもちかける。かぐや 姫と帝とのプラトニックな愛、生まれ故郷ある月の世 界への旅立ち、別れ...。
  竹取物語が作られた頃、実在の人物を主人公にするのではなく、大うその物語「つ くり物語」が多数、生まれているが、この作品ほど親し まれ続けている物語は他に類をみない。荒唐無稽な話か ら、かぐや姫を取り巻く登場人物の描き方がとてもリアルで、生身の人間くささに満ち溢れているところに、そ の秘密があるのかもしれない。

● 作者プロフィール
絵:入江酉一郎 Yuichiro Irie
京都市生まれ。1946年京都市立絵画専門学校研究科修了。47年法隆寺壁画模写に従事。57年宇治平等院、醍醐五重塔、日野法界寺などの壁画模写。58年山口華楊に師事。農鳥社入塾。63年日展初入選、以後出品。64年京展市長賞受賞、67年にも受賞。66年農鳥社展知事賞受賞、81年にも受賞。68年京展京展賞受賞。70年日展『カンガルー』特選・白寿賞受賞。日春展日春賞受賞。71年日春展奨助賞受賞、77年にも受賞。75年東京・京都高島屋にて個展開催。90年にも開催。76年日春展出品作、外務省買上。78年日展『ライオン』特選受賞。東京セントラル美術館にて個展開催。83年日展審査員をつとめる。84年日展会員となる。86年京都画壇日本画秀作展出品、以後9回出品。91年日展出品作、文化庁買上。94年日展会員賞受賞。95年日春展会員賞受賞。現在日展評議員兼参与会員、農鳥社所属。

文:太田治子 Haruko Ota
1947年神奈川県生まれ。明治学院大卒。著書に「心映えの記」、「母の万年筆」、名画をモチーフに、亡き母や娘への愛情を綴る珠玉の随筆集「万里子とわたしの美術館」などがある。最新刊に、「天使と悪魔」がある。

 

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